サチママ「カエナポイントって、どんな所ですか?
行かない方が、観光客は、良いと言われたのですが、
トレッキングをしたという人がいて……是非、教えて下さいm(__)m」
この他にも、数名の方からリクエストをいただいておりました。
で、実際に行く人が現れたら、ついていってレポートしようと思っていたのですが、
最初の方(サチママより前)からリクエストをいただいてから、
気がついたら1年がたってしまっておりました。
内容的にも、そんなにお待たせしてはいけない、と思ったので、
持ってる写真で記事を作ってみました。
最新の写真じゃなくてすいません(約1年半前の写真です)
カエナポイントというのは、オアフ島の最西端の岬の名前です。
かつては、ダウンタウンを出た列車が、
この岬を経由してノースショアの北端、カフクまで通っていました。
収穫したサトウキビを運ぶためです。
やがて、人も乗せる普通列車のような鉄道になりましたが、
自動車が普及して、1950年代には走らなくなってしまったようです。
※
その会社がなくなったのは1971年。
まだ最近の話なんですね。
先日お届けしたオアフ島の西を旅してみたい!でご紹介した通り、
道路は現在、オアフ島の西にある通称ヨコハマベイで終わっています。
そこから先は、
かつて鉄道が通っていたところを歩くトレッキングコースになっています。
上の写真の中央に見えているのが、オアフ島最西端のカエナポイントです。
ヨコハマベイに到着しました。
ワイキキからここまで、渋滞に巻き込まれなければ、約1時間30分で到着します。
ヨコハマベイは通称で、正式な名前は、Keawaula Beach
さとうきびプランテーションで働いていた日系人たちが、
休日になるとここへやってきて釣り糸を垂れていたからこの名前がついた、
とかいろいろな説があります。
興味のある方は調べてみてください。
いずれも「説」でしかなくて、正解は出てきません。
この舗装道路の終点にクルマを停めて、
カエナポイントまで約1時間30分歩きます。
クルマは、できればもう少し手前の海側に停めたほうが安全です。
この写真の位置にレンタカーを停めると、かなりの確立で荒らされます。
ここから先のトレッキングコースは、もともと鉄道が通っていたということもあり、
基本的に平で歩きやすくなっています。
が、鉄道がなくなってから、ほったらかしになっているので、
崩れているところはそのままになっています。
道はどんどん崩れてきて……
かつて鉄道が通っていたとは思えないほど。
でも、ところどころに枕木が現れたりするので、
鉄道が通っていたことを感じる?ことはできると思います。
そして、もうすぐカエナポイント!というところで……
道が激しく崩れている場所に出くわします。
最初にこの崩れている現場に出くわしたのは、
もう10年も前のことやったように思います。
訪れた人たちは、迂回して山を登って先へ向かったのでしょう。
来るたびに迂回路が太くなっていって、最後に歩いた時は、
迂回してもあまり怖くありませんでした。
※初めて迂回路を通った時はとっても怖かったことを覚えています。
カエナポイントの先端が見えてきました。
ハワイアンの霊がここから天に昇るとも言われている場所です。
霊感が強い人は何かを感じるかもしれません。
ここから先に柵が見えると思います。
この柵から奥(西)は……
鳥獣保護区となっています。
親鳥たちがひなにエサをあげていたりするので、
おもしろがって近づかないようにしましょう。
カエナポイントに……
やってきました。
振り返ると、右にオアフ島の南、マカハの風景が、
左にオアフ島の北、ノースショアの風景が現れます。
最高に気持ちいいです。
へなしゅんは、何度も、この地を訪れたことがありますが、
3回ほどモンクシールに出会っています。
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