ハワイスクープ


重要なお知らせ
【2021年12月3日】
諸事情により一時休載いたします。

モオキニヘイアウとカメハメハ生誕の地

ハワイ史勉強中「ハワイ島にはカメハメハ大王が生まれた家の跡が残っている、
と聞いたことがあります。
今もあるのでしょうか? 探したけれど見つかりません」

随分昔にいただいた調査依頼やったのですが、
なかなかいけずにこんなに遅くなってしまいました。
すいませんでした。

へなしゅんはそのカメハメハ大王生誕の地は行ったことがあります。
ここです▼
mookinimap

カメハメハ大王の昔話(言い伝え?)にはいろいろありますが、
生誕に関わる話で有名なのが、以下のもの。

・カメハメハはモオキニというヘイアウの近くで生まれる。
・カメハメハが将来、ハワイ島を治めるという予言を聞いたこの地域の王は、
  それを恐れて、幼いカメハメハを殺そうとする。
・養父がカメハメハをこっそり連れ出すことに成功し、命を助ける。
・そのまま10歳になるまで育て、そして地域の王に許される。

この地域の王になんで許されたのか、
なんだか分かるような分からんような言い伝えですが、
ハワイ史勉強中さんもこの話を聞かれたそうです。
そして、その生誕の地が現在も残っている!と。

はい、残ってるはずです!
というわけで、現在はどうなっているのか、見てきました。

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カイルア・コナから一路北へ。
270号線を通って、Hawi へ到着する前に……

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Upolu Airport へと続く細い道が現れるので、そこを左折。

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その細い道は、
マウイ島ハレアカラを眺めながら海へ向かって降りていきます。

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突き当たりにあるのが、その Upolu Airport という滑走路。
そこにあるのは滑走路だけという本当に小さな空港?です。

さて、ここまでの道は舗装されています。

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この空港の脇に、舗装されていない道があります。
本当に地面を削っただけのような道で、
雨が降ったりすると、ジープでも走れなくなるほどの水たまりができます。

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がたがた道を……

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ゆっくりと15分ほど走ったら……

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パネルが現れます。
上/カメハメハ大王生誕の地
下/モオキニヘイアウ

知らない人にはなんのこっちゃ?なパネルです。

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とりあえず、
そこから歩いてしか行けないモオキニヘイアウへ向かってみましょう。
坂道を登っていく感じです。

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ヘイアウとは、ハワイ原始宗教の神殿のような場所です。
神社のように祈祷をしたりするようなところで、
寺院や教会のような布教活動をするところではありません。

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豊作を祈願する、雨乞いをする、など、ヘイアウにはいろんな種類がありますが、
よくハワイ好き日本人の話題にあがるのが生け贄を捧げるところです。

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で、このモオキニヘイアウが、
その生け贄を捧げるタイプのヘイアウの第一号だと言われています。

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ちょっとだけうんちくを書かせていただきます。

ハワイアンは、タヒチ方面からやってきたと言われています▼
ハワイアンが上陸した場所ってどこなのですか?

2回目の大きな移民の際に、王族の兄弟がやってきました。
そして、この兄弟がハワイ諸島を治めます。

 ウル  :ハワイ島、マウイ島を統治
 ナナウル:オアフ島、モロカイ島、カウアイ島を統治

が、ある日、ハワイ島だけこの秩序?が壊れます。
その秩序を壊したのが、
このヘイアウを生け贄を捧げるタイプにした「パアオ」という神官なんやそうです。

彼が、ハワイ島に新秩序「ピリ王朝」をつくります。

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こんなに行きづらい場所なのに、お供え物がいっぱいありました。
っていうか、新しい花なんかもありました。

何より……

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しっかりと手入れされている感じで、とってもキレイです。
でも、人の気配はまったくありません。

この場所を見た後にカメハメハ生誕の地を訪れてみてください。

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カメハメハ生誕の地は、本当にすぐ近くにあります。

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モオキニヘイアウのあとに来ると、
カメハメハも、なんだか大きなハワイ史の中で生かされていただけ、
に思えたりします。

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目の前の海では、たくさんのクジラたちが潮を吹いていました。
カメハメハが生まれた頃も、同じような風景が見えていたのでしょうか。

なんだか大きな時の流れを感じる場所というかなんというか。

ハワイ史勉強中さん、この場所を訪れられるなら、
その前に「パアオ」という神官についても勉強されることをオススメします。

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