ハワイ島へ行ってきました。
3つのツアーを雑誌で紹介するための取材へ行ってきたんですけど、
調査依頼のひとつが、その中のツアーに関することでした。
ハワイ島で代表的な見るべしポイントといえば、
・標高4205mのマウナケア
・世界遺産キラウエア火山
の二つです。
キラウエア火山といえば、
10年ほど前は流れる溶岩を近くで見ることができました。
▲10年前にキラウエアで撮った写真です。
へなしゅんも、
溶岩を長い棒でツンツンしにいったことを覚えています。
ツンツンしにいったのは、海岸線に近い場所、
チェーン・オブ・クレーターの終点から、
溶岩大地の上を歩いていったあたりでした。
が、6年ほど前から状況がいろいろと変わっています。
少し前に、長年にわたって溶岩を流し続けていた噴火口が崩れました。
トロトロと流れていた溶岩がなくなり、
見学する楽しさが半減した、とか言われたりしました。
次に、
ずーっとただの静かな火口だったハレマウマウが噴火をはじめます。
これにより見学ポイントが復活?しました。
今回は、それの復活した見学ポイントをご紹介します。
ガイドの葉君です。
千葉育ちの台湾人です。
日本語読みで「よう」くんでいいそうです。
あ、千葉育ちなので、日本語ペラペラです。
取材させていただいたのは、このツアーです▼
世界遺産キラウエア火山とスターゲイジング
(ネイチャースクール)
まずは、
・レインボー滝
・ビッグアイランドキャンディ
なんかへ行きます。
でも、ツアー紹介ページではないので省略させていただきます。
16:47
ボルケーノ国立公園へやってきました。
ハワイ島のど真ん中を横断してやってきたわけです。
すでに5時間ほど経過しています。
ちなみに、ハワイ島というのは、四国の半分くらいの大きさがあります。
でかい島です。
ボルケーノ国立公園へ入ってすぐのところにあるのが、
ジャガー・ミュージアムです。
小さいけど、火山のことならなんでも書いてある、というミュージアムです。
ただし、英語ですけど▼
ハレマウマウが噴火しています。
この火口のまわりを一周する道があるんですけど、
ハレマウマウが噴煙をあげてから通行止めになっています。
まあ、なので、
何も知らないと、見学する場所が減ってしまっている、
と思われるかもしれません。
そこからずずずーっと走って、海岸近くまで降りてきます。
ちなみに、ジャガー・ミュージアムがあるあたりは、
標高1000m以上あります。
けっこう高いので涼しい感じです。
そこから海岸線近くまで降りてくるので、
一気に暑くなります。
ここでお弁当をいただきます。
カフェ100のお弁当です。
ロコモコ発祥のお店とかって言われてるプレートランチ屋さんですね。
ちなみに、
◆真のロコモコ発祥のお店はカフェ100の競合店。今はもうない。
◆カフェ100の「100」は日系人部隊100大隊の「100」
書き始めるとキリがないのでやめておきます。
噴煙を眺めたジャガー・ミュージアムから、
このお弁当ポイントまでは、かなり下がってきています。
ノンストップで走って約40分くらいでしょうか。
ワイキキからカイルアへ行くよりもっと離れています。
その距離を移動する間、
最初は緑の中を走っていきます。
緑の背丈がだんだん低くなり、あとは溶岩大地が広がります。
一面溶岩ということは、そこには生命がほとんどないわけです。
(ご覧の通り、ちょっとだけ緑はありますけど)
なんとも衝撃的な世界です。
お弁当を食べながら日没時間を迎えます。
太陽は大地の向こう側に落ちたので、
サンセットを見ることはできなかったのですが、
この日は「地球の影」を見ることができました。
※
海岸線近くに、
黒い影のようなものがかかっていました。
お弁当を食べたら、
ジャガー・ミュージアムの近くまで戻ります。
戻ってきたころには、あたりはすっかり真っ暗けです。
ガイドさんの案内を頼りに、火口を眺めるポイントへ。
どわっ。
まじですか!
昼間は、煙しか出していなかったハレマウマウ火口が、
真っ赤に燃えています。
昼間も同じように燃えているらしいのですが、
まわりが明るいのでわからないそうです。
夜に来ないとわからないわけですね。
昼間は、近くまでいくな、と言われても、
どうして?と思ってしまいますが、
夜にこの姿を見ると、近くまで行こうとは思いません。
これは危険ですな。
ツアーはこのあと、星空観測を行います。
が、個人的には、この真っ赤なハレマウマウを見たことが、
一番記憶に残っているかもしれません。
ううむ、感動した!
ボルケーノ国立公園に泊ることもできます。
Volcano House/ハワイ島ボルケーノハウス
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