マウイ島の東海岸をまわるツアーができました。
コースは以下のような感じです。
聞いたことのないような地名ばかりやと思うので、
地図にしてみました。ご覧ください▼
マウイ島の東をぐるっとまわります。
これはなかなか行けないコースではないでしょうか。
っていうか、このエリアの写真はあんまりないと思います。
実際にマウイ島のスタッフがいってきたみたいなので、
その写真をもとに紹介させていただきます。
朝からマウイ島カフルイ空港へ飛びます。
空港の中がけっこう広くてびっくりしますが、
ここは、アメリカ本土からの飛行機が到着する空港なのです。
ある意味、ハワイ島よりも異国っぽいかも。
まず到着するのは、カウマヒナパークです。
ここでマウイ島ハナへ向かう海岸線を眺めます。
西洋人がやってくるまで、ハワイアンは船をメインに使っていました。
なので、この海岸線は壁みたいな存在だったみたいです。
ハナ・ハイウェイが開通したのは、1926年。
つい最近まで、ハナが陸の孤島だったことがわかります。
遠い昔の地図を見ると、
ここから先のハナという集落は、ハワイ島の勢力図に色分けされています。
なんでかなあ、と思いましたが、
船を使っていた人々にとって、ハナからはハワイ島のほうが近かったわけです。
つづいて、海に飛び出したケアナエ半島へ。
Keanae Congregational Church
1857年から作り始め、1863年に完成したそうです。
カメハメハ4世の時代に造りはじめ、完成したのはカメハメハ5世の時代。
教会があるということは、
当時はたくさんの人々が住んでいたことがわかります。
その後、海岸線のぐねぐね道を走り続け、
ツアーの案内では、Kahanu Garden と書かれている場所へやってきました。
ここにあるのは、実は、ハワイ最大のヘイアウです。
Pi’ilanihale Heiau といいます。
大首長ピイラニの住宅(ハレ)があったといわれているために、
このような名前みたいです。
ハワイ島にカメハメハが造った巨大なヘイアウがありますが、
あれよりも歴史がある巨大なヘイアウです。
ちなみに、この石組みはオリジナルではなく、
ビショップ博物館篠遠喜彦先生主導で、
1970年に復元工事が行われたものやそうです。
詳しくはこちら▼
近藤師匠の facebook
そして、ワイアナパナパ州立公園で……
大自然の中でお弁当。
キレイな景色を眺めながらのサンドイッチは最高!(マウイ島スタッフ談)
食べてないのでなんとも言えないですけど、美味しそうです。
ここへ来るまで、ぐねぐね道が続いていましたが、
このあたりまで来ると道はまっすぐになります。
※
よく、ガイドブックなどで、ハナまで続くぐねぐね道が最高と書かれていますが、
あれは、アメリカ人を対象にしたガイドブックを訳したためやと思います。
途中の風景は確かにキレイですが、ぐねぐね道は日本にもよくあります。
ハナに到着しました。
カメハメハ一世の死後、
摂政としてハワイ王朝を切り盛りしたカアフマヌが生まれ育った町です。
ハナには、HASEGAWA という名前のゼネラルストアがあります。
長谷川ですね。
ここにも日系移民がやってきていました。
プランテーションの時代、このあたりもサトウキビ畑が広がっていたそうです。
私有地なので、必ずというわけではないですが……
カギを貸してもらうことができたら、ハナを見下ろす高台へ登ることができます。
その高台には十字架があります。
ポール・フェイガンというサンフランシスコの起業家の十字架です。
彼がハナにやってきたのは、
さとうきびプランテーションの時代が終わろうとしているころでした。
1946年のこと。
ポール・フェイガンは、
ハナで職を失った人々を見て、観光業の立ち上げを思いつきます。
モロカイ島から牛を運び、ハナ牧場(この牧場です)を開設。
そして、野球チームがマウイ島で合宿できるよう寄宿施設を建設しました。
それがのちに、現在ハナの中心的存在になっているホテルとなります。
ここから先は、通常の観光客ではなかなか見れない風景が続きます。
レンタカーだと、保険が効かないエリアになるのです。
1864年からある PALAPALA HOOMAU Congregational Church
大西洋単独無着陸飛行に初めて成功したリンドバーグのお墓があります。
ツアーの紹介ページでは、ハナまでの道の写真がたくさん紹介されていましたが、
へなしゅんは、ここからの風景のほうが好きです。
なんだか世界が違うのです。
ハレアカラの裏側です。
かなりのハワイ好きでも、この風景はなかなか見ることがないぞ!
という景色をたっぷり堪能したあと……
ハレアカラ中腹にあるテデスキーワイナリーで、
マウイのワインを味見してツアー終了。
うーむ、書いてたらマジで行きたくなってきたし。。。
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