ハワイ愛好家「ハワイ島へ行かれていると聞きました。
せっかくなので、カメハメハホテルについて調べてきてください。
あのホテルはカメハメハの家だったと聞いているのですが」
ううむ。このメールをいただいたのは、
へなしゅんがハワイ島から帰ってきた後でした(涙)
でも、いろいろ写真を撮ってきていたので、
それらをもとに記事を作ってみました。
まず、カメハメハホテルについて。
2016年4月現在の正式名称は、
Courtyard King Kamehameha’s Kona Beach Hotel
カイルア・コナの中心にあるホテルで、港のすぐ前にあります。
ここはハワイ諸島を統一したカメハメハが、老後を過ごした場所で、
ホテルの中には、カメハメハを描いた絵があちこちに飾られています。
1795年
カメハメハは、オアフ島のヌウアヌ・パリでオアフ軍を全滅させます。
そしてそのまま、オアフ島でハワイ王朝樹立を宣言。
ハワイ諸島が統一されるのは1810年のことですが、
ハワイ王国は、 この1795年に誕生しました。
この絵に描かれている風景は1815年とありますから、
ハワイが統一されて、安定している時期でしょうか。
で、カメハメハは、現在カメハメハホテルがある、
Kamakahonu というエリアで老後を過ごします。
Kamakahonu の中心的存在だったヘイアウは、
今もホテル沖に浮かんでいます。
アフエナ・ヘイアウ/Ahu’enaHeiau
ヘイアウの中には入れませんが、
その前でルアウショーなどが行なわれているそうな▼
ルアウショーのガイドページ
近くまで来るとヘイアウの説明があります。英語ですけど。
それぞれの構造物の説明みたいな文章です。
一生懸命訳してみたんですけど、ハワイ史を知らないとわけ分からん感じかも。
ヘイアウというと神社みたいな存在ですが、
ここはカメハメハが寝泊まりもしていたとも言われています。
ちなみに、現在の姿は再建されたもので、
当時は少しだけ大きかったそうです。
といっても小さいです。
いずれにせよ、ハワイ諸島を統一した王様なのにすごく質素な建物です。
カメハメハがどういう人物かがわかるような気がします。
ここでルアウショーが行なわれているみたいです。
もう一度▼
ルアウショーのガイドページ
ヘイアウには入ることはできません。
近くから眺めるだけ。
というわけで、
ホテルそのものがカメハメハの家やったわけではありませんが、
このエリアで晩年を過ごしたのは事実です。
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