ハワイスクープ


重要なお知らせ
【2021年12月3日】
諸事情により一時休載いたします。

カメハメハホテルって本当に王様の宿だったんですか?

ハワイ愛好家「ハワイ島へ行かれていると聞きました。
せっかくなので、カメハメハホテルについて調べてきてください。
あのホテルはカメハメハの家だったと聞いているのですが」

ううむ。このメールをいただいたのは、
へなしゅんがハワイ島から帰ってきた後でした(涙)

でも、いろいろ写真を撮ってきていたので、
それらをもとに記事を作ってみました。

DSCN0378

まず、カメハメハホテルについて。
2016年4月現在の正式名称は、
Courtyard King Kamehameha’s Kona Beach Hotel

カイルア・コナの中心にあるホテルで、港のすぐ前にあります。

DSCN1393

ここはハワイ諸島を統一したカメハメハが、老後を過ごした場所で、
ホテルの中には、カメハメハを描いた絵があちこちに飾られています。

DSCN1394

1795年
カメハメハは、オアフ島のヌウアヌ・パリでオアフ軍を全滅させます。
そしてそのまま、オアフ島でハワイ王朝樹立を宣言。
ハワイ諸島が統一されるのは1810年のことですが、
ハワイ王国は、 この1795年に誕生しました。

この絵に描かれている風景は1815年とありますから、
ハワイが統一されて、安定している時期でしょうか。

DSCN2391

で、カメハメハは、現在カメハメハホテルがある、
Kamakahonu というエリアで老後を過ごします。

Kamakahonu の中心的存在だったヘイアウは、
今もホテル沖に浮かんでいます。

DSCN9381

アフエナ・ヘイアウ/Ahu’enaHeiau

ヘイアウの中には入れませんが、
その前でルアウショーなどが行なわれているそうな▼
ルアウショーのガイドページ

近くまで来るとヘイアウの説明があります。英語ですけど。

DSCN9384

それぞれの構造物の説明みたいな文章です。
一生懸命訳してみたんですけど、ハワイ史を知らないとわけ分からん感じかも。

ヘイアウというと神社みたいな存在ですが、
ここはカメハメハが寝泊まりもしていたとも言われています。

ちなみに、現在の姿は再建されたもので、
当時は少しだけ大きかったそうです。
といっても小さいです。
いずれにせよ、ハワイ諸島を統一した王様なのにすごく質素な建物です。
カメハメハがどういう人物かがわかるような気がします。

DSCN9385

ここでルアウショーが行なわれているみたいです。

もう一度▼
ルアウショーのガイドページ

DSCN9387

ヘイアウには入ることはできません。
近くから眺めるだけ。

DSCN9388

というわけで、
ホテルそのものがカメハメハの家やったわけではありませんが、
このエリアで晩年を過ごしたのは事実です。

 

コートヤード キングカメハメハズ コナビーチ ホテル

facebookでコメントする

Return Top