holoholo415「レンタカーを借ります!
ハワイの交通ルールで信号の種類や標識の見方を教えてください!
ストリートビューなどで走る予定の道をイメトレしていますが、
交差点の左折信号がよくわかりません。
今度は人を乗せての運転なのできちんと勉強しておきたいと思いました」
holoholo415 さんは、ハワイ島ヒロで運転されるそうです。
ヒロまで取材へ行ってる時間がないので、ホノルルで撮った写真ばかりですが、
基本的に交通ルールは変わらないはずです。
では、どうぞ。
以下、2014年7月現在の内容です。
まずは信号です。
基本的に「赤」は止まる、「青」は進む、というのは日本と同じなのですが、
微妙に違うのが「赤」の認識です。
これは、ワイキキにある標識のひとつです。
信号の横に書かれています。
「赤の時は曲がっちゃいけない」
という当たり前のことが書かれていて、
その下に、
「右のレーンの一旦停止後を除いては」
とあります。
アメリカは、道路を横断しないカーブにかぎり、
道路が混雑していなかったら一旦停止をして進んでいいのです。
ダメな場合は▼
これまたちゃんと書いてあります。
「赤の時は曲がっちゃダメ」
なんであたり前のことを書いとるんや!
と思ってしまいますが、そういう理由があるわけです。
さてさて、アメリカは左ハンドルです。
なので、車線が日本とは逆になります。
交通量の多い交差点には、左折信号が登場します。
日本の場合、右折信号は直進信号の表示後に点灯しますが…
アメリカの場合、先に表示される場合が多いです。
上の写真はクヒオ通りのもの。
左折信号が表示されている間、対向車線の信号は赤です。
左折車が先に移動するようになっています。
が、ここで注意しなければならないのは、
必ず表示してあるコメントを確認せねばならぬ、ということです。
絶対的な表示順というものはほとんどありません。
たとえば、ワイキキの出口、
Kalakaua Ave と Kapiolani Blvd の交差点で▼
左折信号は後から表示されます。
そして右に「左折するときは緑色の表示が出た時のみ」
と書いてあります。
矢印が出るまで止まって待たないといけないわけです。
毎日何台かのクルマが、信号が変わったと同時に曲がろうとして、
対向車に警笛を鳴らされています。
交差点では、描いてある文字をすべて読め、ということでしょうか。
移民がいっぱいの国なので、マークで済ませることはほとんどしてないそうです。
とにかく文字で書いているそうで。
英語が読めない人はどうしたらええんやろう…ううむ。
これも、悩んでしまう日本人が多い信号です。
赤色やけど矢印になってるから進んでいいのかな?と思ってしまうそうです。
これも、ちゃんと下に「緑の矢印の時だけ」と書いてあります。
このレーンは右折専用のレーンなのですね。
で、とにかく全部、矢印になってるわけです。
これは、Uターンをしていい交差点にある標識。
右は、2車線あるところにあった標識です。
内側のレーンだけがUターンをしていいようになっています。
逆にこれはUターンしてはいけない道の標識。
やっぱり記号だけではなく、書いてあります。
左右のレーンが、左折、右折専用である場合の標識。
右の下には、
「バスだけは右折しません」というようなことが書いてあります。
では、ここから、一般的な標識のご紹介をさせていただきます。
まずはこれ。
道路の名前を書いた標識。
アメリカの住所は道路なので、住所が書いてあるのと同じです。
チャイナタウンへ行くと漢字で描かれてたりします。
なんでやねん!
左折禁止!と書いてありますが、実際に左折してるクルマはいっぱいいたりします。
なんでや?と思ったら、ちゃんと下に書いてあります。
「コーンがある午前中」
午前中の交通規制がある時だけ左折禁止なんですね。
やっぱり、英語を理解できないと運転するのは苦しいかもしれませんな。
一方通行の標識。
一本道!と訳してた方がいらっしゃいましたが、
間違ってるような間違ってないような。
ううむ。
一旦停止の標識。
ゆずれ、です。
割り込み車線に表示してあったりしますね。
入れません。
一方通行の逆走を防ぐために提示してあったりします。
駐車禁止。
この標識がある場所からコーナーまで、駐車したらダメですよ。
駐車禁止。
ここに駐車したらレッカー移動されますよ、という注意書きつき。
こんなところには絶対に停めずにおきましょう。
これ、ややこしいんですけど、2時間駐車していいって書いてあります。
左■
2時間駐車可(お金を入れるメーターがある)
月〜土 7:00〜18:00
それ以外の時間&日・祝はフリー
右■
月〜金 15:30〜17:30 駐車禁止(レッカー移動されます)
2時間駐車可(お金を入れるメーターがある)
月〜金 7:00〜15:30
土 7:00〜18:00
それ以外の時間&日・祝はフリー
とにかく緑色はOKの色ですけど、赤い色は注意ですね。
禁止の色です。
TOW-AWAY ZONE は、クルマが持っていかれてしまうという意味です。
こわっ。
そしてこれがコインメーターです。
最近は、カードを使えるものも出てきていますが、
このコインタイプがまだまだ主流です。
使えるのは、5セント、10セント、25セントの3種類。
場所によって設定が違うので、
ちゃんとそのコインでどれくらい駐車できるか確認しましょう。
ワイキキやダウンタウンの中心地では、
25セントいれても数分しか停めれなかったりします。
ワイキキの中でも、無料の駐車スペースがあったりします。
道路に枠が描いてあって、しかもメーターがない!
そういう場合は無料です。
そんな駐車スペースは、ほとんど空いてませんけど。
ハンディキャップの方が運転するクルマを停めるところ。
交差点があります。
注意しましょう。
フリーウェイはこっち!という標識。
※
日本でいうところの高速道路は「フリーウェイ」です。
「ハイウェイ」は幹線道路。
似てるけど、これはフリーウェイではなく、
ホスピタル(病院)はこっち!という標識です。
ワイキキはこっち!と、
コンベンションセンターはこっち!
ハイウェイはこっち!の標識。
空港はこっち!
スピード標識です。
遅いなあ!と思われるかもしれませんが、
これは、キロではなく、マイルです。
◆おまけ
バス停の標識。
スケボーとかしちゃダメよ、の標識。
はは、これはいらんかったかな。
横断歩道をあと何秒渡っていいかが表示される標識。
点灯しながら減っていきます。
写真では、あと17秒渡れます。
横断歩道があるところにあったりするボタンです。
横断歩道によっては、これを押さないと、
歩行者用の信号が青色にならないところがあったりします。
歩行者よりもクルマのほうが多いからですね。
夜なんか歩いてる人はほとんどいないですし。
こういうものがある交差点では、とりあえず押してみましょう。
以上です。
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