ハワイスクープ


重要なお知らせ
【2021年12月3日】
諸事情により一時休載いたします。

改装が終わったホクズに行ってみた、の巻

ハワイでややご年配のローカルの人々が、特別な機会に行くレストランがあります。
お誕生日や結婚記念日、母の日など。
もちろんどこへ行くかはその人やその家庭によってさまざまですが、周りで見聞きするのは、たとえば「アラン・ウォンズ(Alan Wong’s)」。
ハワイを代表する2大カリスマシェフ、アラン・ウォン氏のレストランですね。
オバマ元大統領も何度か訪れた店内の模様。
もうひとりのカリスマシェフ、ロイ・ヤマグチ氏のレストラン「ロイズ(Roy’s)」だと、オリジナルのハワイカイ店へ行くローカルが多いかも。
ハワイカイ店がオープンしたのは1988年。今年(2018年)で30周年です。
ワイキキなら、「ハイズ・ステーキハウス(Hy’s Steak House)」(1976年創業)や、ハレクラニの「オーキッズ(Orchids)」「ラ・メール(La Mer)」ほか。
ただ、案外ローカルの人々はワイキキへ足を運ばない傾向があります。

ワイキキ以外でリゾート感が味わえるとローカルに人気があるのは、ザ・カハラ・ホテル&リゾートの「ホクズ(Hoku’s)」。ホクズ、しばらく改装中でお休みだったのですが、先日、改装が終了し、そのお披露目会に行ってきました。
何度来ても、アロハあふれる上質感。
窓の外に見える海、プールやお庭のせいでしょうか?
ドレスコードがある高級レストランでありながらも、心地よい。
エントランスから内装の細部にいたるまでココナッツシェルを使用するなど、シックかつ、ハワイらしさを踏まえた改装だったそう。
営業時間は毎日17:30~21:30。そして毎日曜のサンデーブランチ9:00~15:00(最終席案内14:00)。
このサンデーブランチがなかなかの人気らしく、何人かのローカルから、「良かったよ~!」と話を聞いております。
窓側の席を希望しがちですが、一段高くなった席からも窓の外はバッチリ見えます。
最近は調理場が見えるレストランが多くなっていますが、ここはそのハシリ的存在。かな~り昔からのオープンキッチン。
キッチンを感じられるってイイですよね。好奇心と安心感が満たされる、みたいな。
新しくなった、この天井から下がっているライトは星を象徴しています。
ホクはハワイ語で星のこと。レストラン名の「Hoku」は1991年にホテル内のラグーンで生まれたイルカの名前だとか。
こちらがイルカのいるラグーン。奥にイルカちゃんの姿が。背びれが見えています。
改装に合わせてメニューも一新。
地産地消の考えからハワイ州の様々な農家と提携し、マウカ(地)とマカイ(海)の恩恵にあずかる地元の食材を豊富に使用しているとのこと。
新メニューの4つのテーマは……
1)LAWAI’A – ザ・フィッシャーマン(漁師)――料理長が創り出す海にまつわる料理
2)HOLO KAHIKI- ザ・ヴォイジャー(航海者)――世界中の様々な食文化を取り入れた料理
3)MAHI’AI-ザ・ファーマー(農家)――地産地消の考えからハワイ産野菜を積極的に使用した料理
4)KILO HOKU- ザ・ステアーズマン(操縦者)――料理長の今までの経験を基にした創作料理
2017年、料理長に就任したエリック・オトー氏(左上)の説明を伺いながら、その料理をいただきました。
ブレッドとディップ
アミューズブーシュ(突き出し)
このアミューズブーシュがなんというか日本の母の味。お出汁のきいたスープに魚のすり身。
日本人には嬉しいけど、これ、日系食に慣れていないアメリカ本土からのお客様にはどう受け取られるのか興味深い!
ローカルジャパニーズ(ハワイの日系人)の中にも、テリヤキやショーユ味は大好きだけど、ダシ味はちょっと……という人も少なくないので。
コナカンパチのクルード
炭焼きタコ
ハワイでタコのメニューって、ホントめずらしい。
タコを食べないアメリカ人は少なくありません。
クリスピーモイ(モイはハワイの高級魚)
ハワイアンソルトとハーブのラム
 ハワイアンチョコレートムース

どれもパシフィックリムの正統派のようでいて、ちょっとヒネリがきいたような、いいお味。
これはホクズ……改装以前よりさらに人気となるかも。
記念日を待たずとも、また訪れたい、と熱望です!

【ホクズ】LeaLeaスペシャル サンデーブランチ&ディナー

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