勝手に命名「新型コロナウイルス(COVID-19) に打ち勝って」シリーズ第4段!
今回は、ハワイの歴史を感じる場所をご紹介したいと思います。
ダウンタウンの近くにある、イオラニパレスです。かつて、ハワイはアメリカではなく、ハワイ王国でした。その時の宮殿です。アメリカ合衆国の中で、このような宮殿があるのはハワイだけです。ちょっと勉強して行っときましょう。
この宮殿が出来たのは1882年。ハワイ王朝が滅びる1893年までの11年だけしか使われなかった宮殿です。
ちなみに、イオラニパレスへは、LeaLeaトロリー「ワード/カカアコ/ダウンタウン・ライン」で行くことが出来ます。「12.カメハメハ大王像」で降りたら、近くに見えています。
▲こんな感じで柵に囲まれているので入れないかと思ってしまいますが、門は常に開いています。
※門は四方にあります。
門から敷地に入ったら、ちょっと見上げてみましょう。建物の2階東側だけ、窓の下半分が白いことが分かると思います。最初に見た時、工事でもしてるのかな?と思ったのですが、この白いものはいつまでもつけたまま。後から教えてもらって分かったのですが、ここは、ハワイ王国最後の女王、リリウオカラニが監禁されていた部屋なのでした。外が見えないように、っていうか、外からもリリウオカラニの姿が見えないように、するためでした。
え?どういうこと? その話を聞いて、ハワイ王国崩壊の歴史に興味をもたれた人も多いと思います。簡単に説明すると、ハワイ王国は欧米移民のクーデターによって滅ぼされたのです。リリウオカラニは、ことを荒立てないようにするために、全てを引っ被って大人しく監禁されます。
※超簡単に書いてます。
イオラニパレスの西隣に、小さな建物があります。かつて、兵舎として使われていた、イオラニ・バラックスです。ここで、ガイドさんが案内してくれるツアーのチケットを買うことができます。
「ああ、お金がいるのか」と思ってはいけません。ガイドさんはボランティア。お金はイオラニパレス維持のために使われているそうです。
ツアーは1時間。基本的に英語ですが、11:30からだけは日本語ツアーです。日本語ガイドさんがいてくれるのは、火、水、木かな。状況はいろいろ変わるみたいなので、WEBサイトで確認しましょう▼
※イオラニパレスWEBサイト(英語)/日本語自動音声ガイダンスもあります
ツアースタート前に、イオラニパレス裏側のイスが並んでるところへ行きましょう。ここで、クツの上から….
靴下みたいなものを履きます。イオラニパレスの中はこれを履いて歩くんですね。
いざ、ハワイ王朝時代の世界へ!
ツアーは15分ごとにスタートしているので、中のあちこちからガイドさんの声が聞こえてきます。そうそう、へなしゅんは何度か行っていますが、ガイドさんが話してくれる内容は細かく決まっているわけではないみたいです。質問したらいろいろ答えてくれます。何回行っても刺激的。
現在はこんなに立派に再現されていますが、ハワイ王国が滅びた際に、いろんなものが持ち去られ、ガラガラやったそうです。本当に、よくぞここまで再現できたものです。
王座の間。王朝時代にお客さんがいらっしゃった時なんかは、ここにいろんな関係者がずらりと並んでお迎えしたりしてたんですね。あ、そうそう。霊感の強い方は、ここでなんだかビビびっと感じるかも。
ハワイ王国7代目王カラカウアと、カピオラニ女王の王冠です。
他にも発見がいろいろあります。ハワイが復活したらぜひ。
そのためにも、事前学習しておきましょう!
※2011年にレポートさせていただいたことがあります。
滑舌悪いですけど、よろしければ▼
<編集日:2020年5月21日>
イオラニパレス
(Iolani Palace)
- 住所364 S King St, Honolulu, HI 96813
- 電話番号(808)522-0822
- 営業時間9:00〜16:00
- 定休日日休
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