ハワイスクープ

新型コロナウイルス(COVID-19) に打ち勝って、カワイアハオ教会へ行こう!

勝手に命名「新型コロナウイルス(COVID-19) に打ち勝って」シリーズ。今回は、ハワイ史に欠かせない教会、カワイアハオ教会を勉強してみましょう。

カワイアハオ教会は、この前ご紹介したイオラニパレスの道を挟んですぐそこにある教会です。

LeaLeaトロリー「ワード/カカアコ/ダウンタウン・ライン」で行けば、「12.カメハメハ大王像」停留所の目の前です。

クリスチャンじゃないからあんまり興味がない、と言ってはいけません。へなしゅんもクリスチャンではありませんが、ここへは何度も行っています。なぜなら、ここは、ハワイの歴史にとって欠かせない場所やから。

ちなみに、ハワイ王国の宮殿として残るイオラニパレスが完成したのは1882年ですが、このカワイアハオ教会が建てられたのは1842年。40年も昔に完成しているのです。

へなしゅんが、ハワイへやってきたのは2000年でした。当時はいつでも入れたと記憶しているのですが、最近は日曜の礼拝の時しか入ることはできません。プロテスタントなので、キリスト教じゃなくても入ることはできます。もちろん、騒いだりして大切なお祈りの時間を乱すようなことをしてはいけませんが、勉強のためにも見学させていただきましょう。

ここで結婚式をあげる日本人カップルはけっこういらっしゃるので、行かれたことがある方も多いかもしれません。でも、日曜日は雰囲気が違います。この礼拝を見たことがある方は少ないのではないでしょうか?

この礼拝は、200年近く行われています。

1842年といえば、日本は江戸時代です。その時代に、この空間が存在したわけです。当時の写真が残っています。

沖からホノルルを眺めているところ。1880年くらいやと思われます。教会だけが突出しています。

でも、なんだかカタチが違うじゃないか!?と思われた方がいらっしゃるかもしれません。

この当時のカワイアハオ教会は、塔の頭がとんがっていました。これは1885年の写真。

1890年の写真では、現在と同じ頭になっています。それにしても、周りは緑ばかり。

そうそう、この写真で、カワイアハオ教会の右手前に、小さな建物ができています。

これは、ハワイ王国6代目の王「ルナリロ」のお墓です。ハワイの王様は、5代目までは「カメハメハ何世」という名前でした。ルナリロは、カメハメハという名前ではなくなった初めての王です。王族のお墓はロイヤルモザリウムにあるのが普通ですが、ルナリロ王のお墓だけがここにあります。どうしてか、ということを、以前、いいかおりが書いてくれたことがあります。

そのまま転用しておきます▼
いいかおり「ルナリロ王は、母親のKekāuluohiさんが王家の家系図から外されたことで、カメハメハ一族と確執があったんだって。だから、母親のKekāuluohiさんをロイヤル・モザリウムに埋葬することを許可せず、また、自分も拒否したらしいよ。身内の、しかも一番大事なお母さんのことだから……深い確執だったんだね。かつ、ルナリロ王はとっても人民思いの王様で、王家のお墓で眠るより、人民により近い場所にあるカワイアハオ教会に葬られたい、という遺言を残したそうです」

歴史を知ると、何気ない風景からも得るモノいっぱい。かなり刺激的です。事前学習して行きましょう。

追記でいくつか書いておきます。

時々、カワイアハオ教会はハワイで一番古い、と紹介されていたりしますが、それは間違いです。一番古いのはハワイ島のカメハメハホテルの近くにある Mokuaikaua Church(モクアイカウア教会)です。2017年の記事でご紹介していますので、興味がある方はご覧ください▼
キングカメハメハホテルに泊りました。

◼︎モクアイカウア教会(ハワイ島)/宣教師たちがやってきたのは1820年。教会が完成したのは1836年
◼︎カワイアハオ教会(オアフ島)/宣教師たちがやってきたのは1836年。教会が完成したのは1842年

カワイアハオ教会の壁は、サンゴでできています。ホノルル近郊の海の中から集められたサンゴで、5年近くかかって集められました。

教会の中には、歴代の牧師さんの写真が飾られています。日系人の牧師さんもいらっしゃいます。ハワイならではの風景です。

カワイアハオ教会の向かいは、ホノルルハレです。ホノルル市役所。クリスマスになると巨大なクリスマスツリーとサンタさんが現れるところです。

カワイアハオ教会のWEBサイト(英語)

事前学習して次のハワイ旅行に控えましょう。知れば知るほど次の旅行は楽しく、得るモノいっぱいになると思います。

<編集日:2020年6月5日>

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