ハワイスクープ

フラとは何か? へなしゅんが勝手に解説させていただきます。

どうもどうも、へなしゅんです。フラとは何か、分かりやすく教えて欲しい。というメールをいただきました。滋賀たまちゃん「ハワイへ行くと、時々フラダンスを見かけます。友人にもフラダンスをしている子がいるんですけど、わたしはフラダンスのことはまったく知りません。ハワイが好きだとフラダンスはやらなければいけませんか? 知っておいた方がいいですか?」
こういうメールは時々いただきます。へなしゅんはハワイに20年いましたが、フラはできません。でも、歴史を知って、多少は理解しているつもりです。ハワイ好きなら、そのフラが何かは知っておいてもいいかもしれません。

へなしゅんはハワイの歴史を勉強して、多少は理解しているつもりです。少しだけ解説?させていただきます。まず、フラダンスではなく、フラです。

Hula = ハワイ語で踊りの意味

フラダンスだと、踊りダンス、と訳されてしまいます。日本でよく「フラダンス」が一般的になってるからそれでいいと書かれてたりします。まあ、日本でどっちが正しいかはどうでもいいとして、ハワイでは「フラ」と言いましょう。

ハワイには日本の江戸中期くらいまで文字がありませんでした。で、人々は歴史や文化を言い伝えるような感じでフラを踊っていました。フラは両手をはじめ身体中をいろいろ動かしますが、あれには文章になるようなストーリーが込められています。神話や昔話の踊りが多いのはそのためです。

写真:Kuni Nakai
へなしゅんの中高同級生で、LeaLea WEB で毎日更新されている「今日の一枚」にも登場する、フラの撮影などでお馴染みのカメラマン。
Kuni Nakai のWEBサイト / http://www.foto-808.com

ハワイでは、「ポリネシアン・ショー」みたいなものを見ることができます。その中に、激しく腰を振ってドンドコドンドコと踊るやつがありますが、あれはフラではありません。フラとあれはどう違うのか? ちなみに「激しく腰を振ってドンドコドンドコと踊る」のは、「オテア」というタヒチのダンスやそうです。

ちょっとだけ歴史の話をします。

太平洋のど真ん中の三角地帯はポリネシアと呼ばれています。

ユーラシア大陸から船に乗ってやってきた人々が、これらの島々で生活を始めましたが、地上と違い、海によって断たれているのでそれぞれ文化が違ってきます。で、島々によって踊りも違ってきます。

どうして踊るのか。へなしゅんは詳細に説明できませんが、文字を持たない人々(ポリネシアの人々は文字を持っていませんでした)が感情を表現したり、伝えたりするのに踊っていた、と本で読んだことがあります。

この「踊り」は、島々によって微妙に違ってきます。そして、移動するたびに変化というか進化していきます。ハワイへ到達した踊りは、物語を語り継ぐ、言葉のような踊りになっていきました。

人々は海や大地に対して気持ちを込めて踊ったりしました。日本の神社なんか見かける踊りと同じ存在ですね。原始宗教ってやつです。

フラをやられてる人に聞いていただいたら、より詳しく分かると思います。
「手をこう動かすのはこういう意味」
「これはこれを表す動き」
ただし、宗派?によって、その動きは変わってきたりするそうです。へなしゅんはそれ以上のことは理解していません。

1820年にキリスト教がハワイへやってきます。プロテスタントでした。彼らは、ハワイアンたちの原始宗教が許せません。野蛮すぎる!と、フラを禁止します。そんなこと言われても従わなければいいのですが、ハワイ王国はキリスト教に従います。

どうしてハワイ王国はこれに従ったのか。背景を知ればいろいろ分かります。当時ハワイ王国はカメハメハ1世を失ったばかりでした。ハワイ王国は統一されたばかりやったし、カメハメハ2世はまだ若かったし、なんとも不安な状況でした。

当時、カメハメハ1世の奥さんのひとり、カアフマヌが実権を握っていました。カアフマヌは、キリスト教に入信し、このプロテスタントたちを取り込みました。本当に入信したのではなく、利用した、とへなしゅんは思っています。それは、入信当時のハワイ王家がクリスチャンとは思えない行動をいろいろとっていることから分かります。

あ、話がそれていってしまってますね。へなしゅんは歴史好きなものでお許しください。戻ります。

キリスト教に禁止されたフラですが、ハワイアンの中で密かに語り継がれていました。そしてそれを、ハワイ王国7代目王カラカウアが、正式に復活させました。

ちなみに、フラには2種類あります。

・カヒコ
・アウアナ

もともとあったスタイルが「カヒコ」です。打楽器と歌だけ。歌といっても音程の変化はほとんどありません。原始的な感じですね。西洋人がやってきて、人々はメロディを覚えました。これを利用して作られたのが「アウアナ」です。なので、現在よく見かけるメロディのあるフラは、「アウアナ」で、歴史的にいえばまだ新しいのです。

カラカウアがフラを復活させたのは、1885年ごろ。日本の明治時代です。

フラそのものについては、へなしゅんは何も説明できません。興味を持たれたならば、他にもいろいろ調べてみてください!

<編集日:2021年5月21日>

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