ドライバーまさ「いつもオアフ島を一周する時に前を通るのですが、
ポリネシア・カルチャー・センターって何なんですか?」
めぐめぐ「ライエ岬というところへ行ってみたいです。
どこにありますか?」
ポリネシア・カルチャー・センターというのは、
オアフ島の北、ライエというエリアにあるテーマパークです。
これは何なんだ?と思われたドライバーまささんは、
いろんなガイドで説明を読まれたそうですが、それでも分からなかったそうです。
というわけで、簡単に説明させていただきます。
ポリネシア・カルチャー・センターは、
かつて、ポリネシア文化センターという名前のツアーアトラクションでした。
(同じやんか!と言われそうですけど、変えたんです)
太平洋の島々は以下の3つのエリアに分けられます。
・メラネシア
・ミクロネシア
・ポリネシア
欧米の学者さんが勝手に分類したので、
この3つの分け方が正しいのかどうか分からないそうですが、
とにかく、ハワイはこの3つの区分の中の「ポリネシア」に含まれます。
ポリネシア・カルチャー・センターは、
このポリネシアの島々の文化を伝えるために造られたテーマパークです。
※上は、現在人気のポリネシアショー「HA:ブレス・オブ・ライフ」の舞台
伝統的なゲームや遊び、ウクレレやフラなどのカルチャー体験、
そして迫力満点のイブニングショーなど、
ポリネシアの6つの国や地域を半日で楽しみながら体験できるようになっています。
このポリネシア・カルチャー・センターは、日曜日が休みです。
運営母体がモルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)だからです。
モルモン教はキリスト教の一派で、十戒を守っています。
十戒の4つ目に安息日(日曜日)を聖なるものとすること、
というのがあるので、日曜日は完全に休みなのです。
イサミ先生(かつて某WEBサイトのライター)という方が、
このポリネシア・カルチャー・センターについて書かれています。
以下抜粋します。
ポリネシア文化センターがライエにできたのは1963年のこと。
ハワイ人の反響は嘲笑に近いものだった。
というのも、ライエはワイキキから車で2時間も離れた僻地。
そんなところまで、観光客が来るはずがないとう意見が大半だった。
結果は、実に予想通りだった。
入場者10名という日もあったそうである。赤字続きの経営だった。
が、経営者は根気よく営業を続けた。やめられない理由があった。
ポリネシア文化センターは隣接の大学に援助金を出しており、
大学生はセンターで働くことにより、授業料と生活費を受けることができる。
ポリネシア文化センターがあるかぎり、
一文無しの学生でも大学教育を受けられる。
サモア、タヒチ、トンガなどのポリネシア人はGNPも低く、
ポリネシア文化センターなしでは、とてもじゃないが、
アメリカの大学になんて行くことができない。
赤字経営だったポリネシア文化センターだったが、
知名度は年々高まり、経営が上向いていった。
ついには、ハワイでナンバーワンのツアーアトラクションになってしまう。
ある意味、奇跡だったのかもしれない。
ポリネシア・カルチャー・センターの売り上げは、
隣接するBYUH(ブリガムヤング大学ハワイ校)の奨学金になっています。
ちょっと近くを歩いてみます。
人気のポリネシアショー「HA:ブレス・オブ・ライフ」は夜に行われています。
見終わってからワイキキへ帰るのは大変でしたが、
隣にホテルができるので、その苦労は一気に解決しそうです。
写真ではあんまりホテルに見えないかもしれませんが、
アメリカ本土ではお馴染みのモーテルです。
※このホテルは完成しました▼
・Courtyard Oahu North Shore/PCCの横にあるマリオット
ホテルを挟んでBYUH(ブリガムヤング大学ハワイ校)
そして、ライエショッピングセンター。
いろんなお店が入っていて、なかなか便利ですが、
ここも日曜日になると静まり返ってしまいます。
そのライエショッピングセンターの向かいに道があります。
信号があるので、わかると思います。
この道を通っていくと…
めぐめぐさんがお探しの、ライエポイントに到達します。
さらに北へ行くと、モルモンの寺院があります。
位置関係は以下のようになります▼
さてさて、
このポリネシア・カルチャー・センターの方からご連絡をいただきました。
センターの中に、
フキラウマーケットプレイスというエリアができたというのです。
その名もフキラウマーケットプレイス
東京ドーム約3個分の広さという、
巨大なポリネシア・カルチャー・センターの一画に造られた、
ふらっと立ち寄れるマーケットプレイスです。
※PCCの入場料はかかりません。
PCC の PANE さんです。
今日はどうぞよろしくお願いします。
さっそく案内してくださったのは、中央にあるレストランです。
Pounders Restaurant っていう名前ですけど、まだお客さんが入っていないような…
PANE「ここは今日オープン予定ですよ」
え、今日なんすか!?
PANE「でも、まだネ。今夜ネ」
うう、無念。
中へ入れてもらったら、本日オープンに向けて?ちょうど準備中でした。
PANE「あそこで、美味しいピッツァを焼く予定です」
食べたい!
次回はレポートしたいと思います。
さて、
このフキラウマーケットプレイスは、
このあたりをドライブにやってきた人が立ち寄れる場所としてつくられました。
なので、パーキングはフリーですし…
中にはいろんな軽食屋台があります。
これはフルーツドリンクやスムージーを売ってるお店ですね。
20oz のスムージーが$6.00でした。
クレープのお店。
トウモロコシを焼いてくれてるお店。
$3.00 です。
安いです!
こちらはホットドッグです。
ホットドッグ $3.00
ソースをかけたら +$1.00
トッピング1種類につき +$0.50
これはサンドイッチですね。
よし、これにしよう。
ターキーのサンドイッチ $8.00
こういう場所で食べるせい?か、かなり美味かったです。
また、立ち寄ってしまうやもしれん。
食べ物ばかりの話をしていてはいけませんね。
敷地内には、いろんなお店も並んでいます。
これは、ハパな文化の影響を受けた商品?が並ぶお店です。
PANE「ハパの意味わかる? 白人とハワイアンのハーフ」
こちらは、普通のお土産物屋さんって感じでしょうか。
いろんなものが並んでいます。
上に転がっているタイコに描かれた「HA」というマークは、
ポリネシアショー「HA:ブレス・オブ・ライフ」のものですね。
こちらは、カフク・レッド・レイダース関係の商品が並ぶお店です。
知らなかったんですけど、カフク・レッド・レイダースが所属するカフクスクールは、
全米の中で、もっとも多くの選手をプロフットボールNFLに送り出しているそうです。
みんな体格いいしなあ。
彼はライエでスケボー屋さんをはじめちゃったそうです。
ここは違う!というポイントを修正してるうちに、
素晴らしいボードになってしまったということなのですが、
へなしゅんはスケボーできないのでよくわかりません。
すいません。
スケボーのオーダーメイドができます。
まだオープンしていませんが、
描かれているようなスポーツに関するお店になるそうです。
ライエでこんなことができるようになるんですか!
他にもいろいろお店がありました。
ライエ周辺を通られたらぜひお立ち寄りください。
あ、そうそう…
あちこちにある黒い公衆電話を見かけたら耳につけてみましょう。
PANE「いろいろしゃべるから聞いてみて」
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